【必見】BlockChain(ブロックチェーン)の選択:7つのプラットフォームの特徴・性能を徹底比較!

 

こんにちは。DW3です。

ブロックチェーン技術は、透明性・セキュリティ・分散化の特性から、金融、ヘルスケア、エンターテイメントまで、あらゆる産業で革新的な変化をもたらしています。 

しかし、多様なブロックチェーンから、どのプラットフォームが自身のニーズに最適なのかを見つけるのは困難かもしれません。 

この記事では、以下7つの主要ブロックチェーンプラットフォームを、それぞれの特徴と性能に焦点を当てて比較します。 

  • ビットコイン(Bitcoin) 
  • イーサリアム(Ethereum) 
  • ソラナ(Solana) 
  • アバランチ(Avalanche) 
  • ポルカドット(Polkadot) 
  • イオス(EOS) 
  • カルダノ(Cardano) 

各プラットフォームの強みと弱みを理解し、自身の目的に最適なブロックチェーンプラットフォームを選択するために、ぜひ最後までご覧ください。 

 

なお「そもそもブロックチェーンとは?」を理解できているか曖昧だという方は、以下記事も参考にしてみてください。

 

この記事について

  • 主要ブロックチェーンプラットフォームの特徴が分かります。
  • どのブロックチェーンプラットフォームが自分のニーズに適しているかを理解することができます。

こんな方は必ず読んでください

  • 主要なブロックチェーンプラットフォームの概要を掴みたい方。
  • 自分に合ったブロックチェーンプラットフォームを知りたい方。
  • 仮想通貨で取引をはじめようと思っている方。

この記事の信頼性

  • 日本、海外の豊富な文献を調査し要点をまとめました。
  • 投資対象としての仮想通貨だけではなく、テクノロジーとしてのブロックチェーンを研究している筆者による調査レポートです。
  • ブロックチェーン専門家の第三者的視点を交え、記事の信憑性を確認しています。

それでは解説していきます。

 

7つの主要ブロックチェーンプラットフォームの特徴 

ブロックチェーンとは、インターネット上での取引や契約などの記録を、分散的に保存するデータベースのことです。 

はじめに、主要ブロックチェーンの特徴を解説していきます。 

ビットコイン(Bitcoin)

出典:https://bitcoin.org/ja/

ビットコインは、世界初のブロックチェーンです。 2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物によって発表されました。 

2009年に最初のブロック(ジェネシスブロック)が生成され、ビットコインネットワークが始動。 デジタル通貨としての主要な用途を持ち、セキュリティと信頼性が広範な受け入れの一因となっています。 

分散型台帳技術を使用し、取引の承認はコンセンサスアルゴリズムのPoW(Proof of Work)形式です。 

オープンソースであるため、他の多くのブロックチェーンプラットフォームの基盤となっています。 

ビットコインは、2,100万枚に発行量が限定されており、2023年7月時点で約1900万枚が流通しています。 


イーサリアム(Ethereum)

出典:https://ethereum.org/ja/

イーサリアムは、スマートコントラクトと分散型アプリケーション(DApps)の開発に特化したプラットフォームです。 

スマートコントラクトとは、プログラムによって自動的に実行される契約を指します。 
イーサリアムは、スマートコントラクトを実行できるブロックチェーンで、分散型アプリケーションの開発が可能です。 

以前はコンセンサスアルゴリズムがPoW(Proof of Work)でしたが、2022年のアップデート「The Merge(ザ・マージ)」により、PoS(Proof of Stake)へ移行しました。 
PoSにより、エコフレンドリーで効率的なブロックチェーンの運用を可能にします。 

2015年にリリースされ、ビットコインに次ぐ取引高2位のブロックチェーンです。 

仮想通貨のETHを発行しており、プラットフォーム上での取引やサービスの利用に使われます。 

ソラナ(Solana)

出典:https://solana.com/ja

ソラナは、高速なトランザクション処理とスケーラビリティを持つブロックチェーンプラットフォームです。 

コンセンサスアルゴリズムはPoSをベースとし、タイムスタンプの問題を解決する独自のコア技術「プルーフ・オブ・ヒストリー(Proof of History/PoH)」を採用。 

スケーリングソリューションである、レイヤー2やサブチェーンを必要とせずに、秒間50,000件のトランザクション処理が可能となっています。 

また処理能力が高く手数料が安い特徴から、ソラナは多くの人にとって魅力的です。 

2020年3月にローンチされ、ネイティブトークンのSOL(ソル)を発行しています。 

アバランチ(Avalanche)

出典:https://www.avax.network/

アバランチは、「X-Chain」「C-Chain」「P-Chain」3つの相互運用可能なブロックチェーンから構成されています。 

  • Exchange Chain(X-Chain):デジタルアセットの作成や取引に使用 
  • Contract Chain(C-Chain):コントラクトの作成やスマートコントラクトの利用が可能 
  • Platform Chain(P-Chain):サブネットを作成できるチェーン。サブネットを利用して、独自サービスの専用チェーンを簡単に作成可能。 

アバランチは、高速かつ低コストな処理を実現するブロックチェーンです。 

ニューヨークのブルックリンに拠点を置く、「Ava Labs」が開発を進めています。 

2020年9月にアバランチのメインネットがローンチされ、ネイティブトークンの「AVAX」を発行しました。 

ポルカドット(Polkadot) 

出典:https://polkadot.network/

ポルカドット(Polkadot)は、異なるブロックチェーン同士をつなぎ、インターオペラビリティ(相互運用性)の実現を目指すプロジェクトです。 

イーサリアムの共同創業者兼元CTOであるギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏が開発に関わっています。 

ポルカドットのエコシステムはリレーチェーン(Relay Chain)、パラチェーン(Para Chains)、ブリッジ(Bridges)の3つの要素で構成されています。 

  • リレーチェーン:ポルカドットのメインチェーン 
  • パラチェーン:リレーチェーンにつながる個別のブロックチェーン 
  • ブリッジ:ビットコインやイーサリアムなど外部のブロックチェーンとつながる 

2016年にWeb3 Foundationによってプロジェクトが立ち上げられ、2020年にローンチしました。 

ポルカドットのネイティブトークンである、DOTを発行しています。 

イオス(EOS)

出典:https://eos.io/

イオスは、スマートコントラクトを利用したDApps(分散型アプリケーション)を構築するためのブロックチェーンプラットフォームとして開発されました。 

42億ドルの資金調達をICOで達成したことから、高い注目を浴びています。 

イオスの特徴は以下の3つです。 

  • 1秒間に3,000件以上のトランザクション処理が可能 
  • 取引手数料も無料 
  • コンセンサスアルゴリズムにDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用 

EOSプラットフォームはBlock.One社によって開発されています。 

また、EOSトークンはもともとERC-20規格のトークンでしたが、後にEOSチェーン上での運用に移行しました。 

カルダノ(Cardano)

出典:https://cardano.org/

カルダノは、科学的なアプローチに基づくスケーラブルなブロックチェーンプラットフォームです。 

2015年にプロジェクトが発足され、2017年にIOG社によって構築されました。 

IOG社のCEOは、イーサリアムの共同設立者の1人でもあったチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏です。 

コンセンサスアルゴリズムに学術研究を基盤に構築されたウロボロス(Ouroboros)という独自のプルーフ・オブ・ステーク (PoS)を採用。 

カルダノは、2015年から独自トークンのADAを発行しています。 

また、マルチアセット台帳という機能を持ち、ADAと同等の独自トークンを発行可能です。 


主要ブロックチェーンプラットフォームを5つの項目で比較 

続いて、各ブロックチェーンを比較します。 

項目は以下の5つです。 

  • コンセンサスアルゴリズム 
  • トランザクション処理速度 
  • スマートコントラクト 
  • コミュニティ 
  • 仮想通貨価格 

コンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムとは、直訳すると「合意に至る手順」です。 

分散型のブロックチェーンプラットフォームでは、中央管理者が存在しないため、ネットワーク参加者でブロックチェーンを管理する必要があります。 

そのため、ブロックチェーン上の取引を承認するルールである、コンセンサスアルゴリズムが必要となるのです。 

各ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムは以下のとおりです。 

ブロックチェーンコンセンサスアルゴリズム
ビットコイン(Bitcoin) Proof-of-Work (PoW) 
イーサリアム(Ethereum) Proof-of-Work (PoW)からProof-of-Stake (PoS)に移行 
ソラナ(Solana) Proof-of-Stake (PoS) 
アバランチ(Avalanche) Proof-of-Stake (PoS) 
ポルカドット(Polkadot) Nominate-Proof-of-Stake(NPoS) 
イオス(EOS) Delegated Proof of Stake(DPoS) 
カルダノ(Cardano) Proof-of-Stake (PoS) 
出典:各ブロックチェーン公式サイト 

ビットコインだけがPoWで、ほとんどがPoSでブロックチェーンが運用されています。 

Proof-of-Work (PoW)は、計算の競い合いに勝った人がブロックチェーンにデータを追加でき、報酬がもらえる仕組みです。 セキュリティ性能は高いですが、エネルギー消費が課題となっています。 

Proof-of-Stake (PoS)は、PoWの課題を解決するために開発されたコンセンサスアルゴリズムです。 
仮想通貨を保有している人が、取引データを追加する権利を得られます。 

Delegated Proof of Stake(DPoS)とNominate-Proof-of-Stake(NPoS)は、名称は違いますが、システムはほとんど同じです。 

仮想通貨の保有者がブロックを追加する人を選定するシステムで、高速な取引承認が可能です。 

しかし、ブロック生成者による不正、中央集権化の可能性などが課題となっています。 

トランザクション数(TPS) 

トランザクション数(TPS)とは、ブロックチェーン上で実行されるデータのやり取り(トランザクション)を、システムが1秒間に処理できる数です。 

TPSは、システムの性能を評価する指標の一つであり、高いTPSを実現することで、ユーザーの待ち時間などを短縮し、システムの安定性を向上できます。 

ブロックチェーン ブロック生成速度 トランザクション数(TPS) 
ビットコイン(Bitcoin) 10分 7 TPS 
イーサリアム(Ethereum) 6分 15 TPS 
ソラナ(Solana) 400ミリ秒 50,000 TPS 
アバランチ(Avalanche) 1~2秒 4,500 TPS 
ポルカドット(Polkadot) 6秒 1,000 TPS 
イオス(EOS) 0.5秒 4,000 TPS 
カルダノ(Cardano) 20秒 250 TPS 
出典:各ブロックチェーン公式サイト 

表のとおり、ブロックチェーンの種類によって、TPSは変わります。 

ビットコインやイーサリアムは処理速度が遅いですが、ソラナやアバランチなどの新しいブロックチェーンは取引を速く処理可能です。 

しかし、ビットコインの「ライトニングネットワーク」やイーサリアムの「ロールアップ」など、さまざまな解決策が登場しています。 

スマートコントラクト  

スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上のプログラムのようなものです。 

ある事象をトリガーとして、自動的に処理を実行できます。 

ブロックチェーン スマートコントラクト 開発言語 
ビットコイン(Bitcoin) なし C++ 
イーサリアム(Ethereum) あり Solidity,  Vyper, Fe 
ソラナ(Solana) あり Rust, C,  C++, MOVE 
アバランチ(Avalanche) あり Solidity 
ポルカドット(Polkadot) あり Rust,  JavaScript 
イオス(EOS) あり C++, Python, Java 
カルダノ(Cardano) あり Haskell 
出典:各ブロックチェーン公式サイト 

表のとおり、ビットコインはスマートコントラクトには対応していません。 

また、スマートコントラクトをサポートしているブロックチェーンでも、使用できる開発言語は異なります。 

コミュニティ

仮想通貨のコミュニティは、仮想通貨の将来を左右する重要な要素の一つです。 

仮想通貨のコミュニティが活発であれば、仮想通貨の開発や普及が促進され、仮想通貨の価値も向上する可能性があります。 

ブロックチェーンユーザー数(推定) 
ビットコイン(Bitcoin) 100万人以上(Raddit) 
イーサリアム(Ethereum) 数十万人以上 
ソラナ(Solana) 100万人以上 
アバランチ(Avalanche) 100万人以上 
ポルカドット(Polkadot) 140万人以上(Twitter) 
イオス(EOS) 3万人以上(Twitter) 
カルダノ(Cardano) 130万人以上(Twitter) 
出典:各ブロックチェーン公式サイト、SNSなど(2023年7月時点)


ビットコインが100万人以上のユーザー数を持つのは驚くべきことではありませんが、他の新興のブロックチェーンプロジェクトもそれなりに大規模なユーザーベースを獲得しています。

特に、ソラナやアバランチが100万人以上のユーザーを抱えていることは、これらのプロジェクトが注目を集めていることを示しています。 

仮想通貨の価格 

仮想通貨の価格は、需要(保有希望者の数)と供給(発行量)により決まり、技術力や将来性も影響します。 

時価総額は仮想通貨の流通量と価格の掛け算で計算され、市場規模を測ることが可能です。 

仮想通貨 価格 時価総額 時価総額ランキング 発行上限枚数 
Bitcoin (BTC) 420万円 81兆円 1位 2,100万BTC 
Ethereum (ETH) 26万円 32兆円 2位 上限なし 
Solana (SOL) 3,996円 1兆6千億円 8位 上限なし 
Avalanche (AVAX) 2,067円 7千億円 14位 7億2千AVAX 
Polkadot (DOT) 767円 9千億円 13位 上限なし 
EOS (EOS) 108円 1千億円 49位 上限なし 
Cardano (ADA) 46円 1兆6千億円 7位 450億ADA 
出典:仮想通貨価格、チャート、時価総額 | CoinMarketCap 

表では、最も価値が高いのはBitcoinで、最も価値が低いのはEOSだとわかります。 

また、BTCは発行枚数が他と比較して少なく、ETH、SOL、DOT、EOSは発行上限枚数が設定されていないことが特徴的です。 

最後に

以上、7つの主要ブロックチェーンプラットフォームの比較について解説してきました。

各プラットフォームは異なる特徴や強みを持っており、選択はプロジェクトの目的や要件によって変わります。

それぞれの特徴や性能を理解して、自分はどのブロックチェーンプラットフォームを使うかを考えるきっかけとなれば幸いです。

 

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