こんにちは。DW3です。
仮想通貨XYM(シンボル)は、企業や公的機関のニーズに特化したブロックチェーンのデジタル通貨です。
「仮想通貨XYMとは何か」、「その将来性は?」など、疑問を持っているのではないでしょうか。
この記事では、XYMの特徴、仕組み、市場でのチャート分析、将来性について解説します。
簡単に基本を理解できるので、気になる方は続きをご覧ください。
- XYM(シンボル)の仕組みを理解できます。
- なぜ今XYM(シンボル)に注目すべきかが分かります。
- XYM(シンボル)のメリット・デメリットについて理解できます。
- XYM(シンボル)について詳しく知りたい方。
- 「XYM」という仮想通貨に興味がある方。
- XYM(シンボル)の懸念点を知りたい方。
- 日本、海外の豊富な文献を調査し要点をまとめました。
- 投資対象としての仮想通貨だけではなく、テクノロジーとしてのブロックチェーンを研究している筆者による調査レポートです。
- ブロックチェーン専門家の第三者的視点を交え、記事の信憑性を確認しています。
それでは解説していきます。
仮想通貨XYM(シンボル)とは?

XYM(シンボル)は、企業や公的機関のニーズに特化したブロックチェーンプラットフォームの仮想通貨です。
このプラットフォームは、NEM Group Ltd.によって開発され、2021年3月に稼働を始めました。
Symbol(シンボル)は、その柔軟性、高速性、安全性を活かして、企業間の新しい価値の創出を促進します。
例えば、Symbolブロックチェーン上で流通するネイティブトークン「XYM(ジム)」は、企業のさまざまな取引に利用されています。
元々NEM(ネム)のブロックチェーンをアップデートする目的でCatapult(カタパルト)という名称で発表されましたが、ユーザー投票を経てSymbolと改称されました。
| ブロックチェーン名称 | Symbol(シンボル) |
| 通貨名称 | XYM(ジム) |
| 価格 | 約5.2円 |
| 時価総額 | 約300億円 |
| 時価総額ランキング | 293位 |
| 発行上限 | 8,999,999,999 XYM |
| 承認方式 | Proof of Stake Plus(PoS+) |
| 取り扱いのある取引所 | GMOコイン Coincheck bitFlyer など |
| ローンチ時間 | 2021年3月 |
| 公式サイト | https://symbol-community.com/ja |
| ホワイトペーパー | https://docs.symbolplatform.com/symbol-technicalref/main.pdf |
仮想通貨XYM(シンボル)の特徴・仕組み
仮想通貨XYM(シンボル)の特徴や仕組みは以下のとおりです。
- コンセンサスアルゴリズムは「PoS+」を採用
- ブロックチェーン2種類の特徴をあわせもつ
- 「ハーベスティング」でネットワークに貢献し報酬を得られる
- 「アグリゲートトランザクション」で効率的に取引できる
- 「モザイク」を利用して、簡単にトークンを発行できる
- マルチシグの標準対応
各項目について解説します。
コンセンサスアルゴリズムは「PoS+」を採用

Symbol(シンボル)は、承認処理の方法であるコンセンサスアルゴリズムに「プルーフ・オブ・ステーク・プラス(PoS+)」を採用しています。
PoS+は、従来のプルーフ・オブ・ステーク(PoS)にいくつかの要素を加え、改良されたものです。
PoSでは、トークンの保有量が多いほど、ブロックを生成する権利が割り当てられやすくなります。
PoS+では、ウォレットが支払った手数料総量や過去に報酬を得た回数も考慮されます。
PoSの課題である、富の集中を防ぎつつ、ブロックチェーンの維持に貢献するノードやウォレットに対して、より公平に報酬を分配可能です。
また、上記のようにウォレットの信用度でブロック生成されるので、マシンパワーが必要なPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と比較して、環境にも優しい利点を持っています。
PoS+により、従来のPoSアルゴリズムの問題点を克服し、ネットワークの安全性と効率性を高めています。
ブロックチェーン2種類の特徴をあわせもつ
Symbol(シンボル)は、パブリックチェーンとプライベートチェーンの利点を組み合わせたハイブリッド型のブロックチェーンです。
パブリックチェーンは誰もがアクセス可能で透明性が高い一方、取引の処理速度や手数料の面では劣ります。
これに対し、プライベートチェーンは中央集権的に管理され、高速で低コストの取引が可能です。
しかし、管理先のハッキングや倒産などの「カウンターパーティーリスク」が存在します。
Symbol(シンボル)は、両チェーンのメリットを活かすことで、企業や公的機関などが必要とする性能を持っています。
ハイブリッド型にすることで、パブリックチェーンの公共性と透明性、プライベートチェーンの効率性と安全性を兼ね備えるチェーンとなっているのです。
「ハーベスティング」でネットワークに貢献し報酬を得られる
Symbol(シンボル)は、ネットワークへの貢献が報酬として返ってくる「ハーベスティング」と呼ばれる仕組みを実装しています。
ハーベスティングとは、「収穫」を意味し、ブロックチェーン上でトランザクションの承認作業の実行により、XYM(ジム)を報酬として得るプロセスです。
これはビットコインのマイニングと同様の役割を果たしますが、シンボルではこの作業を「ハーベスト」と呼んでいます。
ハーベストの実行により、ネットワークへの参加者は仮想通貨XYMを報酬として受け取ることが可能です。
参加者はSymbolネットワークの維持に貢献すると同時に、その貢献に対する見返りを得られます。
つまり、ハーベスティングはXYMを通じてネットワークに参加し、その健全性と発展に貢献する手段として設計されているのです。
「アグリゲートトランザクション」で効率的に取引できる
Symbol(シンボル)は、アグリゲートトランザクション機能により、複数の取引を一つにまとめて効率的に処理できます。
アグリゲートトランザクションを実行するには、全参加者の同意が必要であり、期限内に全員の署名が得られない場合、トランザクションは実行されません。
このプロセスは、一時的なスマートコントラクトを生成することで実現されています。
スマートコントラクトとは、あらかじめ定められた条件に従って自動的に取引を処理するプログラムです。
具体的には、トークンの交換や手数料の支払い代行、トランザクションの第三者預託など、さまざまな高度な取引を可能にします。
アグリゲートトランザクションにより、Symbol(シンボル)は取引の効率性を大幅に向上可能です。
「モザイク」を利用して、簡単にトークンを発行できる
Symbol(シンボル)は、「Mosaics(モザイク)」と呼ばれるトークン発行機能が実装されています。
モザイクにより、利用者はSymbolブロックチェーン上で独自のトークンを簡単に作成可能です。
トークンの用途は多岐にわたり、以下のようなさまざまな形で利用できます。
- 投票
- 株式
- 会員証
- 証明書
- ポイント
- ゲームアイテム
さらに、「モザイク制限」という機能を利用することで、発行者はトークンの取引可能なアカウントを限定できます。
例えば、本人確認を済ませたアカウントのみにトークン保有を許可するといった制御が実現可能です。
これにより、セキュリティトークン(デジタル証券)の発行にも適しています。
以上から、Symbolブロックチェーンは、セキュリティ強化と柔軟な取引制御が可能なプラットフォームとして評価されています。
マルチシグの標準対応
Symbol(シンボル)は、マルチシグ(多重署名)機能を標準でサポートしています。
マルチシグとは、取引や送金の際に複数の署名が必要なセキュリティ機能です。
この機能により、シンボルのセキュリティは大幅に強化されています。
例えば、企業が資金を管理する際に、取引の承認には複数の関係者の署名が必要になるため、不正利用のリスクを低減できます。
さらに、シンボルでは最大25名の署名者を設定でき、最大3層にわたる多層マルチシグも可能です。
そのため、より複雑でセキュリティの高い承認ロジックを設計できます。
また、万が一の秘密鍵の紛失時には、他の連署者全員の署名でアクセスの回復が可能です。
以上のように、Symbolブロックチェーンは高度なセキュリティニーズにも対応でき、利用者にとって安全性の高い環境となっています。
仮想通貨XYM(シンボル)のチャート・価格動向
仮想通貨XYM(シンボル)のチャートについて解説します。
2021年3月(ローンチ時)から2024年3月まで

出典:シンボル(XYM)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
仮想通貨XYM(シンボル)は、2021年3月のローンチ時には約73円まで価格が上昇しましたが、その後の市場の変動により大きく価格が変動しています。
2021年5月からは価格が急落し、7月には約11円まで下落しました。
この下落は、XYMだけでなくビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など他の多くの仮想通貨にも影響を与えました。
下落の主な原因は、イーロン・マスクがビットコインの電力消費に関して懸念を示したことや、仮想通貨への規制強化の可能性などが挙げられます。
2021年10月からは市場が再び活性化し、11月には約44円まで価格が回復しました。
この期間には、エルサルバドルがBTC(ビットコイン)を法定通貨として採用したり、アメリカの証券取引委員会(SEC)が先物ビットコインETFを初めて承認したりするなど、ポジティブなニュースが市場を刺激しました。
その後、2022年に入ると再び市場は低迷しています。
さまざまな悪材料の影響で、2022年1月には約18円まで下落し、市場は一時期低調な状態が続きました。
たとえば、以下の材料が市場に影響を与えています。
- FRBによるテーパリング実施の懸念
- ロシアによるウクライナ侵攻
- 仮想通貨TerraUSDの暴落
低迷から大きく価格は変動せず、2024年3月現在において、仮想通貨XYMは約5円前後で取引されています。
世界的なイベントや経済政策の変更、テクノロジーの進展など、多くの要因によって価格変動は引き起こされます。
仮想通貨への投資はリスクが伴うため、市場の動向を常に注視し、十分な知識を持つことが重要です。
仮想通貨XYM(シンボル)の将来性・今後の見通し
仮想通貨XYM(シンボル)の将来性は以下のとおりです。
- Symbol(シンボル)ブロックチェーンの採用
- 仮想通貨取引所への上場
以上二つについて解説します。
Symbol(シンボル)ブロックチェーンの採用
Symbol(シンボル)ブロックチェーンの採用が、仮想通貨XYMに影響を与える可能性があります。
シンボルのブロックチェーン技術を活用した「フードNFT」は、食品のレシピや味覚データをトークン化し、デジタル資産として保全・活用するサービスです。
NFTを通じて、レシピや味を知的財産として管理・運用し、新たな収益源や価値を創出可能です。
具体的には、フードNFTの販売やレシピ味のフランチャイズ展開など、多岐にわたる活用が期待されています。
さらに、タイに本社を構えるサイアムレイワでは、Symbolブロックチェーンを用いた医療用大麻の産地証明に成功しています。
違法栽培や偽造品との差別化を図り、消費者の信頼を得ることが可能です。
また、沖縄県の合同会社パレットリンク沖縄は、NFTを活用した次世代写真館「UMUI(うむい)」サービスを提供し、利用者の大切な記憶を恒久的に保存するサービスを提供しています。
Symbolのブロックチェーン技術は、企業や公的機関に新たな可能性をもたらし、仮想通貨XYMの価格にも良い影響を与えることが期待されます。
したがって、企業やさまざまなプロジェクトでの採用が進むにつれて、Symbolの将来性はさらに高まるでしょう。
仮想通貨取引所への上場
仮想通貨XYM(シンボル)は、仮想通貨取引所への上場により価格が上昇する可能性があります。
2021年3月にリリースされた比較的新しい仮想通貨XYMは、今後さらに多くの取引所で取り扱われることが予想されます。
新しい仮想通貨が取引所に上場すると、注目度が高まり取引量も増加するので、XYMの価格が上昇する可能性があるのです。
実際に、XYMが海外の大手取引所Bybitに上場した際には、一時的に価格が上昇する現象が確認されました。
日本国内の取引所でもすでに取り扱いが始まっており、世界的にもその認知度が高まっています。
将来的にBTC(ビットコイン)やETH(イーサ)のように多数の取引所で取引されるようになれば、さらなる価格の上昇が期待できます。
また、Binance(バイナンス)の日本進出発表時に、買収された国内取引所であるサクラエクスチェンジがXYMを取り扱っていたことから、Binance本家への上場の可能性も示唆され、価格が急騰しました。
以上のような上場の噂や実際の上場は、XYMの価格に直接的な影響を与えています。
最後に
以上、仮想通貨XYM(シンボル)とは?について解説してきました。
仮想通貨XYM(シンボル)は、ブロックチェーン2種類の特徴をあわせもち、PoS+の採用による高いセキュリティ性を備えていることが大きな魅力です。
現在価格は割安な水準となっていますが、将来的には値上がりする可能性もあるでしょう。
ぜひ本記事をきっかけに、知識を深めて活用してみてはいかがでしょうか。
本記事を執筆しているKICK ZA ISSUE株式会社では、日本初トークンが貯まる人材マッチングプラットフォームである「コンサルデータバンク」を運営しています。
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